バックナンバー 2011年09月

 当社は平成23年9月10日(土曜)深夜から11日(日曜)早朝にかけて、新幹線新大阪駅構内において総勢450名の作業員を投入し、新設した本線を既存線に接続する3箇所同時の切換工事を行いました。



                   現場作業風景

 東海道新幹線の切換工事では2003年に行われた品川新駅の切換工事と並ぶ大規模な切換工事でありましたが、数ヶ月前から関係個所と何回もの会議を重ね、綿密な施工計画を策定し実施した成果が現れ、当社の軌道工事の技術力の高さをPRすることができ、またお客様からの信頼を得ることが出来ました。



        作業終了後のドクターイエローの入線

現場リポート:

 こんにちは。ブログ担当の松枝です。

 平成23年9月2日(金)、当社に於いて行われた地震防災訓練のご報告です。

 訓練内容は、静岡県内でマグニチュード7.0の地震発生という設定。

 事業継続計画(BCP)に基づき本店及び各支店が対策本部を立ち上げ、社員の安否確認と各種通信機器を使用しての訓練を実施しました。

 また、今回の訓練の重要な課題として、被災現場と本店との連絡体制の確保と当社が軌道工事用として25台保有している軌陸バックホウを、災害時に実際に活用できるかを確認することでした。

 当社の機材センター内にある軌道工事の実習線において、倒木や土砂が道路をふさいでいる状況を想定し、バックホウを使用してがれきの除去作業を行いました。

※バックホウ…道路と線路を移動できるショベルカー。

  〈今回の訓練を通して〉

 災害が発生した場合の私の仕事は、各種通信機器を使用し各支店・被災現場と連絡が取れる体制を作ることであり、今回改めて機器の設置手順、操作方法を再確認することができました。