令和元年9月3日(火)、当社の防災訓練を実施しました。


当社は、鉄道インフラを主に支える企業として、地震等の災害が発生した際に
迅速な対応ができるよう、毎年防災訓練を実施しています。


今回の訓練は、千葉県房総半島沖・南約60㎞を震源地とする
マグニチュード8.0の巨大地震が発生したという設定で行いました。
当社が定めている事業継続計画(BCP)に基づいた
本店および各支店の災害対策本部設営からスタートし、
社員の安否確認、通信応答訓練のほか、情報収集・記録訓練として
各支店において想定される被害状況や災害用資機材の確認等も行いました。




本店対策本部の様子



各支店との連絡は、一般の電話回線が不通となることを想定し、
衛星電話、MCA無線といった非常用通信機器を利用して行いました。




MCA無線を使用した通信、応答訓練の様子



テレビ会議システムによる情報収集、記録の様子



最後に、当社が保有している災害用ドローンについて説明を行いました。
当社は、災害発生時の迅速な調査のためドローンを導入しており、
実際にドローンで撮影した映像を用いて、機能や体制のほか、インフラの点検や安全教育等、
今後の活用場面についても紹介しました。




災害用ドローン



撮影写真(当社機材センターにて)



近年、北海道や大阪府、熊本県など各地で大きな地震が発生しており、
南海トラフ地震がいつ発生してもおかしくないといわれております。
また、地震だけでなくその他の自然災害にも備えていく必要があり、
今後も引き続き万全な対策を施すよう努めていきます。