令和2年5月19日(火)「第15回技術発表会」を開催しました。


この発表会は、当社が施工した工事において活用した技術を社員に対して発表し、
建設会社としての技術力の維持向上を図ることを目的としており、毎年開催しています。


例年は当社枇杷島社屋において、発表者および渡邉社長をはじめとした審査員・聴講者など
約180名が一同に集まり同発表会を開催しておりますが、今年は新型コロナウイルス
感染拡大防止のため、テレビ会議システムを活用したリモートでの開催となりました。


当日は、はじめに渡邉社長が建設分野におけるICT技術の重要性や発表内容への期待について
述べられたのち、各支店において選抜された15名が、担当した工事において活用した技術や
工期短縮・コスト縮減等の成果について発表しました。


それぞれが発表した内容を本店にて審査した結果、北陸支店土木部の水野社員が発表した
「ゴルフ場法面崩壊現場の調査・設計・復旧工事について」が最優秀賞に選出されました。
同発表は、崩壊したゴルフ場の法面復旧工事にあたり、UAV(ドローン)による調査や
BIM/CIMを活用した工事計画を立て、工期内に無事に施工を完了したものでした。





本店での審査風景





支店での発表風景





テレビ会議システムでの中継




優秀な発表のうち、鉄道関係のものについては、今後社外の研究発表会において発表を行います。
また、今回の技術発表会での発表内容については技術論文にまとめられ、その後社内システムに
データベースとして蓄積され、技術継承のために有効に活用されます。


今後も、同発表会を継続して開催し、会社全体の技術力の維持向上に努めてまいります。