平成27年6月上旬、順調に工事は進んでおります。
現在の主な工事は、鋼管回転杭打設、鋼矢板圧入、護岸対策です。
鋼管回転杭は、施工数量107本中、約半分打設完了しました。
下の写真手前の水路は、木材を運搬・貯木する貯木場水路です。
こちらに橋脚が2基構築されます。
橋脚構築における仮設の土留めを行うため、圧入機(サイレントパイラー)により、鋼矢板を圧入します。
ところで当作業所では、女性社員の小瀧諒子さんが施工管理業務で活躍しています。
工事現場で仕事をしたいという念願が叶い、今年の2月から当作業所に赴任しました。
赴任当初は、緊張感が足りない感じも見受けられましたが、先輩社員に日々叱咤激励されながら、現場測量をはじめ色々なことを学び、着実にスキルアップしています。
日々、協力会社の職長と安全書類の入念なチェックをします。
~小瀧さんのコメント~
「まだまだ分からないことだらけですが、1日1日大事にして早く仕事を覚えられるように頑張ります。仕事が忙しく、疲れることもありますが、休日にドライブをして過ごすなどしっかりリフレッシュし、気持ちを切り替えるようにしています。」
いつも明るく、よく食べる(飲む)女性で、今後の活躍が楽しみです。
現場リポート: 名古屋第二環状自動車道 飛島ジャンクションCランプ橋他4橋(下部工)工事のご紹介
こちらは名古屋施工本部 飛島JCT(とびしまジャンクション)作業所です。
当工事は、名古屋第二環状自動車道と伊勢湾岸自動車道を接続するために、飛島ジャンクション(高架橋下部工を30基)を構築するものであります。
これは名古屋都市圏の主要幹線道路の一部であり、開通すれば交通分散による渋滞緩和や中部国際空港、名古屋港など、物流拠点とのアクセスの強化が期待できます。
【工事概要】
工事件名 名古屋第二環状自動車道 飛島ジャンクションCランプ橋他4橋(下部工)工事
工 期 平成26年8月19日~平成29年8月2日
工事場所 愛知県海部郡飛島村木場
発注者 中日本高速道路㈱名古屋支社 名古屋工事事務所
工事概要 構造物掘削 特殊部 26,948㎥
高架橋下部工 本線、ONランプ、OFFランプ 30基
基礎杭 回転杭 各種 3,275m(107本)
基礎杭 鋼管ソイルセメント 各種 10,056m(354本)
コンクリート 各種 20,992㎥
型枠 各種 12,133㎡
鉄筋 3,367t
PC鋼材引張 18,900kg
雑工 1式
このメンバーで工事を施工します。
前列左から、成田(監理技術者)、戸崎、櫻井(現場代理人)、横井
後列左から、水野(工事長)、宮川、野田、小瀧
現在の施工状況
構造物の基礎となる基礎杭(鋼管回転杭、全長31m 直径1.2m)を打設しています。
写真左:クローラークレーン(100t) 写真中央:杭打機 写真右:バックホウ(0.45㎥)
位置図
来春、桜の花が満開の頃には工事も進み、また違った景色が見られると思います。
当工事の完成予定は2017年(平成29年)8月です。
それまでの間、随時ご報告していきますのでよろしくお願い致します。