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海外プロジェクト、インドネシア初の地下鉄工事、「ジャカルタ都市高速鉄道南北線(15.7km)」の軌道工事において当社社員が活躍中です。
本格的に軌道工事が開始される前に現地軌道工事を行う技術者の育成及び現地作業員の教育・訓練を実施しました。
現在、4名の技術指導スタッフが日本の鉄道技術を駆使して安全で快適な線路の完成を目指して奮闘中です。現在は、デポと言われる車両基地の施工と高架及び地下区間のレール搬入を実施しています。




〇訓練風景

線路の軌きょう組立、マクラギを配列し、レールと締結、線路の高さ・通り調整の方法をレクチャーしています。








〇デポ(車両基地)区間の風景

レールとマクラギ、道床バラスト(砕石)を搬入しています。今後、線路を建設していきます。










〇地下区間の風景

高架と地下の境目から地下部のレールを搬入しています。ジャカルタでは渋滞が日常的に発生するため、交通量の少ない夜間にレール搬入をしています。



現場リポート:

 海外プロジェクトについて報告します。


インドネシア初の地下鉄工事、「ジャカルタ都市高速鉄道南北線(15.7km)」
の軌道工事に伴い、当社技術者が業務支援しています。
現在は、東洋エンジニアリング株式会社に常駐し、必要の都度、現地ジャカルタへ
出張しながら計画業務(施工手順・方法・工程・必要な材料や機械の調達支援など)
を実施しています。


現地施工は、2017年2月から予定され、
現地の軌道担当者の育成と現地作業員の教育・訓練を実施することとなります。
今後は、軌陸式重機などの大型機械も日本から輸出し、
現地オペレータの訓練なども実施します。
工事は約2年間予定しており、2019年の開業を目指しており、
現在は土木工事が進められています。









今後は、定期的に工事状況を報告します。


現場リポート:

北陸新幹線、津幡軌道敷設工事現場よりレポートします。
 9月より本格的に始まった大型機械を使用してのスラブ敷設作業も順調に進み、終点金沢方工区境界からスラブ積込み箇所である軌道基地までの延長約11km間の下り線スラブ敷設作業が完了しました。進捗率として約36%です。現在は再び金沢方工区境界上り線のスラブ敷設作業を開始しました。
 今後は、白銀の世界となる冬が到来するため、作業現場も明り区間からトンネル区間に移行して行きます。冬期に於ける工程調整と品質管理がより重要となります。

                       

現場リポート:

北陸新幹線、津幡軌道敷設工事現場よりレポートします。

仮軌道敷設作業も終了し、本格的に軌道スラブ敷設作業が開始されました。

軌道基地からウニモグという軌陸車を使用しスラブ運搬を行い、下り線金沢方から順次スラブ敷設車を使用し、敷設作業を行っています。スラブ板の重量は1枚約5tあります。敷設後は、高低・通り調整をミリ単位で行い、路盤とスラブの隙間にセメントアスファルトモルタルを注入しています。注入作業は、移動プラント車にて行います。それぞれ1日約200mづつ施工しています。24年8月頃までこの作業を継続し、少しずつではありますが、スラブ軌道が完成して行きます。



※スラブ軌道とは

石をレールの下に引き通常の線路とは違いコンクリートの路盤にスラブと呼ばれるコンクリート製の板を設置し、その上にレールを敷く構造

現場リポート:

 当社は平成23年9月10日(土曜)深夜から11日(日曜)早朝にかけて、新幹線新大阪駅構内において総勢450名の作業員を投入し、新設した本線を既存線に接続する3箇所同時の切換工事を行いました。



                   現場作業風景

 東海道新幹線の切換工事では2003年に行われた品川新駅の切換工事と並ぶ大規模な切換工事でありましたが、数ヶ月前から関係個所と何回もの会議を重ね、綿密な施工計画を策定し実施した成果が現れ、当社の軌道工事の技術力の高さをPRすることができ、またお客様からの信頼を得ることが出来ました。



        作業終了後のドクターイエローの入線

現場リポート:
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