北陸新幹線、津幡軌道敷設工事現場よりレポートします。

仮軌道敷設作業も終了し、本格的に軌道スラブ敷設作業が開始されました。

軌道基地からウニモグという軌陸車を使用しスラブ運搬を行い、下り線金沢方から順次スラブ敷設車を使用し、敷設作業を行っています。スラブ板の重量は1枚約5tあります。敷設後は、高低・通り調整をミリ単位で行い、路盤とスラブの隙間にセメントアスファルトモルタルを注入しています。注入作業は、移動プラント車にて行います。それぞれ1日約200mづつ施工しています。24年8月頃までこの作業を継続し、少しずつではありますが、スラブ軌道が完成して行きます。



※スラブ軌道とは

石をレールの下に引き通常の線路とは違いコンクリートの路盤にスラブと呼ばれるコンクリート製の板を設置し、その上にレールを敷く構造