平成28年6月17、18日の2日間、宮城県気仙沼市での研修に社員2名が参加してまいりました。
これは三菱UFJリサーチ&コンサルティング様が主催している、マネジメントリーダー養成を目的とした社外研修において、震災復興支援・防災学習プログラムとして開催されたものです。
 ご存知の通り気仙沼市では先の震災において多くの尊い命が失われ、ニュース等で繰り返し流れたあの壊滅的被害の映像は5年経った今も我々の記憶から消えることはありません。
市内では復興住宅建設・道路等のインフラ整備が続けられ、映像の面影は全くと言っていいほどありませんでしたが、被災建物撤去後の空き地が津波の壮絶さを物語るようにいたるところに残されています。





商工会議所会頭をはじめとする現地の方々からは辛い被災体験とこれからの気仙沼づくりに向けたお話を伺う貴重な時間を頂戴しました。
それぞれの静かで丁寧な語り口の中に、復興を進める強い信念と前向きなエネルギーを感じることができ、逆に我々が元気づけられました。





 市内を移動する間、現地で復興に携わる仲間の姿を数多く目にし、同業者として建設業が持つ力強さと果たすべき役割を再認識することもでき、大いに意義のある研修となりました。
 今回は2日間という短い滞在期間でしたが、気仙沼は「暖かい人々」、「美しい景色」、「美味しい食べ物」どれをとっても魅力的で、是非また一度訪れてみたいと感じるそんな街でした。