平成28年8月上旬、暑さの厳しい季節がやってきました。

現場は熱中症対策を行いながら、日々体調管理に努めております。



それでは、工事の進捗についてご報告します。
緑、赤、青、黄、紫色の四角が、橋脚の位置になります。

まず、基礎杭の施工は、全30橋脚の内、25橋脚(383本)完了しました。
残りは、青色の橋脚のみとなり、秋頃から着手する予定です。

基礎杭完了後は、土留掘削を行い、フーチング、柱・梁と躯体を構築していきます。
いよいよ躯体構築も繁忙期を迎え、コンクリートの大量打設が続きます。




貯木場の北側・南側のヤードでは、7橋脚施工しており、鉄筋・型枠組立や
コンクリート打設の作業が日々、輻輳しています。

その中でも貯木場の中にある橋脚のフーチングは、コンクリート打設量が
1300㎥あるため、慎重な打設計画を立て、工事を進めています。




中央付近では、6橋脚施工しており、写真②の橋脚は、梁施工に向けて
柱コンクリートの養生中です。

本工事では、コンクリートの養生期間中に急激な温度変化や乾燥等の影響を
低減させるため、型枠脱型後も「LHTシート」を設置しています。




掘削した土砂は、埋戻しの際に使用する量だけ現場内に仮置きしています。
埋戻しに使用する土砂は、約10,000㎥になるため、仮置きする場所の確保に
苦労しています。




飛島インターのNEXCO料金所事務所前では、2橋脚施工しています。
周囲には既設構造物が多く、クレーンによる吊り作業の際は、入念に作業計画を立て、
安全に細心の注意を払っています。




真ん中から南東・南西のヤードでは、10橋脚施工しており、伊勢湾岸道路に
近接しての作業になります。

特に近接する橋脚の施工においては、「レーザーバリア警報装置」を設置して
注意喚起を行い、重機と既設構造物の接触防止に努めています。





最後になりましたが、一部の道路を規制しての作業が続いており、
現場周辺を通行される皆様には、大変ご迷惑をおかけしております。
安全第一で進めてまいりますので、ご協力よろしくお願い致します。


暑い日はまだまだ続きますが、毎日元気に頑張っていきます!!