10月4日は中秋の名月でした。
この日は運よく晴れ。
旧暦で8月15日の十五夜。
現在の暦とは約1ヶ月以上のズレがあります。





写真の向かって左上が僅かに欠けています。
正確な満月は10月6日になります。
残念ながら名古屋はお天気が悪く、満月は見られませんでした。
暦の違いで正確な満月の1~2日前が中秋の名月。
日本人はこの僅かに欠けている様にわびさびを感じるとの事。
今年の様に10月になるのは珍しいらしいです。

旧暦で丁度、「秋の真ん中」と言う意味で中秋。

神様に秋の実りを感謝する日です。
お月見のお供えはススキと白い団子。

月の神様の依り代は稲穂だそうで、稲穂に似たススキが使われています。
ススキには魔除けの意味もあるとの事。
白い丸団子は満月を表し、満月は結実と幸福の象徴。
それを食べる事で幸せと健康を願うそうです。

月に何故、兎が居るのか?に関しては切ない伝説があります。
「今昔物語集」などに書かれています。
気になった方は秋の夜長に調べてみてはいかがでしょうか?