2018/12/20 教育館移転改築工事のご紹介 2018年12月
こちらは名古屋支店 教育館移転改築工事作業所です。
当工事は、名古屋市中区錦三丁目にある現教育館が、昭和37年の建築以来56年を経過し、
老朽化や耐震性能が十分でないことから、東区泉一丁目に移転改築するものであります。
この施設は、名古屋市における幼児教育の振興を図るための研究・研修の拠点として、
国際社会の中で活躍する児童生徒の育成を目指し、豊かな語学力やコミュニケーション能力、
主体性や積極性、異文化理解の精神等を高める教育を実現する等の期待がされています。
【工事概要】
工事件名:教育館移転改築工事
工 期:2018年3月7日~2019年6月28日
工事場所:愛知県名古屋市東区泉一丁目地内
発 注 者 :名古屋市
区 分:JV(名工建設70%、栄興建設30%)
用 途:教育施設 構 造:S造
階 数:地上8階 敷地面積:932.73㎡
建築面積:785.95㎡ 延床面積:6019.47㎡
【施工メンバー】
4月から新入社員の女性技術者が新たに2名配属され、
現在は、こちらの6名で現場を管理しています。
【着工からの施工状況】
2018年5月 本格的な着工前の場内の様子です。
写真上側は名古屋高速都心環状線です。
2018年6月 この時期は杭工事のため、敷地内に重機を入れての作業となります。
2018年7月 継続して杭工事を行なっています。
2018年8月 隣接する家屋、高速道路側の四方全周に土留めをし、掘削作業を行いました。
この頃から写真左下の駐車場を借地し重機の乗り入れ、材料置場の確保を行なっています。
2018年9月 均しコンを打設し本格的な土台作りに入りました。
2018年10月 建物は敷地いっぱいに建設されますが、現場の状況を考慮し、
基礎工事を全体の約半分に分けて進めています。
2018年11月 基礎から2階床までの鉄骨柱・梁が建ち、柱の足元を拘束するための基礎を
構築している状況です。
以上の写真からも分かる通り、建物や高速道路が近接しており、
重機や資材の搬入・稼働には細心の注意が必要となります。
当現場では計画段階から施工BIMを活用した施工検討が行われました。
当工事の完成予定は、2019年6月の予定です。
それまでの間、随時現場状況をご報告していきますのでよろしくお願い致します。
次回は、施工BIMについてもご報告させていただきます。
【けんせつ小町工事チーム登録】
当社が会員でもある(一社)日本建設業連合会では、今まで男性中心であった建設業界を
女性にとっても働きやすく、また働き続けられるよう労働環境を整備するとともに、
女性が施工に従事している現場を「けんせつ小町工事チーム」として登録し、ホームページで
各チームの取り組み等を紹介しています。
当現場にも女性技術者が2名配属されており、専用トイレ・更衣室の設置、現場パトロールなど、
女性が働きやすい環境整備に取り組んでいます。
それらの取り組みが評価され、2018年8月27日に「IZUMI小町」(No.220)として登録されました。
日本建設業連合会ホームページ(https://www.nikkenren.com/komachi/index.html)でも紹介
されておりますので、ぜひご覧ください。