岩手県大槌町へのボランティア参加報告の続きです。

3日目

8時45分 ホテル発

9時15分 大槌町災害ボランティアセンターに到着

災害救援活動に対する感謝の幕

かつてメインストリートであった県道

JR山田線大槌駅から約200mの地点

土台しか残っていない状況ですが、数か所で警察官がシャベルによる手掘りによる捜索を継続していました。

10時30分 ボランティア活動を行う沢山サテライトセンター到着

昨日と同じく引続き「大槌町菜の花プロジェクト」と若手10名による仮設住宅への家具搬入を実施することになりました。

給水サービス

15時00分 作業終了 沢山サテライトを出発



4日目(最終日)

8時5分 ホテル発

20時00分 岐阜駅着

今回のボランティア活動参加の感想です。

震災直後、ボランティアに求められたことは瓦礫の撤去や食糧支援といった被災者が生活していく上で必要な援助でした。今回の参加者も被災者が困っていることをお手伝いしたいという気持ちの方が多かったのですが、活動内容は鮭の遡上することで有名な大槌川の堤防に菜の花を咲かせて被災者を応援する作業でした。

これには三つの要因があると思います。

1.過酷な経験をした被災者の心の問題がクローズアップされつつあることと

2.もう一つはボランティアを受け入れる側の人員が少なく被災者のニーズの把握とボランティアへの采配がしきれないこと

3.ボランティアのレベルでできる瓦礫の撤去などの活動は少なくなり、事業としての復興が必要な段階に移りつつあるということです。

今回の作業は雑草だらけの堤防の草引きがメインでしたが、参加者全員が泥と汗にまみれて頑張り、4日間を一緒に過ごした仲間、岐阜市社会福祉協議会の方、東北弁で作業を指導してくれたプロジェクトリーダーの金山さん、お世話になった現地のセンター職員の皆さん、そしてアイスキャンディーをいただいた近所の方など大勢の人から逆にパワーをいただきました。

お世話になった皆様へ心からお礼申し上げます。

ありがとうございました。