こちらは名古屋支店 畜産総合センター種鶏場整備建設工事作業所です。
当工事は、現在の種鶏場(安城市)の老朽化による移転工事として計画されました。


令和4年10月現在、工事着工から10か月程が経過し、計画されている建築物が次々と
立ち並び工事も佳境に入りました。これまでの振り返りも含めて、今後、現場の進捗状況や
エピソードなどレポートしていきますので、よろしくお願いします。


この種鶏場は「地鶏の王様」と呼ばれるブランド地鶏「名古屋コーチン」を供給する
全国唯一の増殖機関で、今回の移転に伴い年間出荷羽数を現在の100万羽から200万羽へと
増産可能にする供給機能と防疫体制の強化を行います。
施設は畜産鶏舎17棟、管理施設2棟、付属棟10棟からなり、畜産設備が多く設置
されているため、建物建設とともに飼養設備の機能・作業性を考慮した配置となっています。


【工事概要】
工事件名:畜産総合センター種鶏場整備建設工事
工期  :令和3年10月21日~令和5年3月15日
工事場所:愛知県小牧市大字大草地内
発注者 :愛知県農業水産局畜産課
区分  :JV親(名工建設70%、大清30%)

用途  :畜産鶏舎・事務所
構造  :鉄骨造、鉄筋コンクリート造
階数  :2階建、平屋建
建築面積:9,763.9㎡
延床面積:10,075.21㎡


完成イメージ


令和3年12月 準備工を終え基礎工事が始まり、本格的な着工直後の場内の様子です。
写真上側は中央自動車道です。また近くに住宅地もなく、施工初期段階では、
水・電気・電話等のライフラインの整備にとても苦労しました。



 


令和4年3月 基礎工事に加え、鉄骨工事が始まりました。



 


令和4年8月 鶏舎の屋根・内部工事が始まり、工事も折り返し地点です。





 
令和4年9月 建物の建設に加え、外構工事も始まりました。



 


敷地面積が広いため、写真からは作業を行う上で、施工しやすいように感じられますが、
敷地全体に建物が建つため、これから工事の終盤にかけて作業場所の確保はもとより
工事関係者用の駐車場の確保も難しい状況になります。


地元関係者様への配慮を常に心掛け、安全第一で工事を進めてまいります。