平成27年8月上旬、順調に工事は進んでおります。
現在の主な工事は、掘削工事や仮設構台工事を行っています。
この写真は、作業所全体の航空写真です。
今回は、施工箇所毎にご案内します。
(P237・P238橋脚付近)
橋脚を構築するにあたり、仮設の土留め材を設置後、クラムシェルという建設機械を使用して所定の深さまで掘削していきます。
(P240・PC2橋脚付近)
仮設構台工事は、川の中に橋脚を構築するため、支持杭を打設し、桁材を組立後、覆工板をかけていきます。
100tクローラークレーン(移動式クレーン)を使用し、バイブロハンマ(電動式杭打機)で支持杭を打設します。
(PB1橋脚付近)
こちらは、既設の護岸対策も一段落し、鋼管ソイルセメント杭の打設に向けて準備中です。
来月からは躯体構築や鋼管ソイルセメント杭の施工に入ります。
今後も猛暑が続くと予想されますので、水分や塩分、休憩を十分にとりながら熱中症対策に努め、安全第一で工事を進めていきます。
カテゴリ'土木部門'
平成27年7月上旬、順調に工事は進んでおります。
2月に開始した鋼管杭打設も一段落し、現在の主な工事は護岸対策を行っています。
橋脚を構築するにあたり地山を掘削するため、川に割石を詰めた袋を積んでいき、
既設の護岸崩壊を防止します。
1袋に約2t分の割石を入れて、1800袋積む予定です。
これから仮桟台工や土留め掘削工事が始まります。
引き続き安全第一で工事を進めていきます。
平成27年6月上旬、順調に工事は進んでおります。
現在の主な工事は、鋼管回転杭打設、鋼矢板圧入、護岸対策です。
鋼管回転杭は、施工数量107本中、約半分打設完了しました。
下の写真手前の水路は、木材を運搬・貯木する貯木場水路です。
こちらに橋脚が2基構築されます。
橋脚構築における仮設の土留めを行うため、圧入機(サイレントパイラー)により、鋼矢板を圧入します。
ところで当作業所では、女性社員の小瀧諒子さんが施工管理業務で活躍しています。
工事現場で仕事をしたいという念願が叶い、今年の2月から当作業所に赴任しました。
赴任当初は、緊張感が足りない感じも見受けられましたが、先輩社員に日々叱咤激励されながら、現場測量をはじめ色々なことを学び、着実にスキルアップしています。
日々、協力会社の職長と安全書類の入念なチェックをします。
~小瀧さんのコメント~
「まだまだ分からないことだらけですが、1日1日大事にして早く仕事を覚えられるように頑張ります。仕事が忙しく、疲れることもありますが、休日にドライブをして過ごすなどしっかりリフレッシュし、気持ちを切り替えるようにしています。」
いつも明るく、よく食べる(飲む)女性で、今後の活躍が楽しみです。
こちらは名古屋施工本部 飛島JCT(とびしまジャンクション)作業所です。
当工事は、名古屋第二環状自動車道と伊勢湾岸自動車道を接続するために、飛島ジャンクション(高架橋下部工を30基)を構築するものであります。
これは名古屋都市圏の主要幹線道路の一部であり、開通すれば交通分散による渋滞緩和や中部国際空港、名古屋港など、物流拠点とのアクセスの強化が期待できます。
【工事概要】
工事件名 名古屋第二環状自動車道 飛島ジャンクションCランプ橋他4橋(下部工)工事
工 期 平成26年8月19日~平成29年8月2日
工事場所 愛知県海部郡飛島村木場
発注者 中日本高速道路㈱名古屋支社 名古屋工事事務所
工事概要 構造物掘削 特殊部 26,948㎥
高架橋下部工 本線、ONランプ、OFFランプ 30基
基礎杭 回転杭 各種 3,275m(107本)
基礎杭 鋼管ソイルセメント 各種 10,056m(354本)
コンクリート 各種 20,992㎥
型枠 各種 12,133㎡
鉄筋 3,367t
PC鋼材引張 18,900kg
雑工 1式
このメンバーで工事を施工します。
前列左から、成田(監理技術者)、戸崎、櫻井(現場代理人)、横井
後列左から、水野(工事長)、宮川、野田、小瀧
現在の施工状況
構造物の基礎となる基礎杭(鋼管回転杭、全長31m 直径1.2m)を打設しています。
写真左:クローラークレーン(100t) 写真中央:杭打機 写真右:バックホウ(0.45㎥)
位置図
来春、桜の花が満開の頃には工事も進み、また違った景色が見られると思います。
当工事の完成予定は2017年(平成29年)8月です。
それまでの間、随時ご報告していきますのでよろしくお願い致します。