令和元年8月1日(木)・7日(水)に当社が施工中の
「正江橋(仮称)築造工事(左岸取付道PC上部工)」(愛知県名古屋市中川区)において、
現場見学会を開催しました。


1日(木)には 49名、7日(水)には 29名の方にお越しいただき、
大型クレーンによる橋桁の架設状況の見学や、PCコンクリート(※)橋の仕組み等について
説明を行いました。

※PCコンクリートとは
 “プレストレスト コンクリート”の略称であり、あらかじめ圧力を与えられたコンクリート
のことです。コンクリートの弱点であるひび割れを防止・制御することができ、鉄筋コンクリート(RC)に比べ、より大きな荷重に耐えられる構造とすることが可能となります。











夏休み期間中ということで小学生の参加者も多く、建設機械の体験コーナーでは
高所作業車に乗車したり、また実際に機械を操縦したり、普段なかなかできない体験を
楽しんでもらうことができたのではないでしょうか。











今後も地元の方々とのコミュニケーションを図りながら、工事を進めていきます。


こちらは、名古屋支店 教育館移転改築工事作業所です。

昨年3月より施工しておりました「教育館移転改築工事」が
今年6月末に無事に竣工を迎えました。

これまで、計3回にわたり工事進捗や施工BIM、けんせつ小町などの活動も
併せて紹介してきましたが、今回は竣工写真をご覧いただき、
最終回とさせていただきます。


ここで、改めて工事概要を紹介します。


【工事概要】
工事件名:教育館移転改築工事
工  期:2018年3月7日~2019年6月28日
工事場所:愛知県名古屋市東区泉一丁目地内
発 注 者 :名古屋市
区  分:JV(名工建設70%・栄興建設30%)
用  途:教育施設        構  造:S造
階  数:地上8階        敷地面積:932.73㎡
建築面積:785.95㎡     延床面積:6019.47㎡


当工事は、名古屋市中区錦三丁目にある現教育館が、昭和37年の建築以来56年を経過し、
老朽化や耐震性能が十分でないことから、東区泉一丁目に移転改築するものでありました。




【竣工写真紹介】
正面外観




エントランス




ホール




2階ホール




グローバル・エデュケーション・センター




2階展示コーナー




3階第一研修室





令和元年7月29日(月)には開館に伴い、記念式典が開催され、
名古屋市副市長 広沢 一郎様にもご挨拶をいただきました。


当施設は、名古屋市における幼児教育の振興を図るための研究・研修の拠点として
国際社会の中で活躍する児童生徒の育成をめざし、また豊かな語学力やコミュニケーション能力、
異文化理解の精神などを高める教育を実現する等が期待されています。

移転・改築された当施設での教育・研究・研修などを通じ
1人でも多くの人材が世界で活躍することを期待しています。


最後になりますが、工事期間中、全4回の掲載をご覧いただいた皆さま
ありがとうございました。


作業所一同より、厚く御礼申し上げます。

現場リポート:

令和元年7月19日(金)~ 20日(土)の2日間にわたり
名古屋の吹上ホールにて「名証IRエキスポ2019」が開催されました。

上場会社や証券会社など計115社が参加し、約8,500名の方が来場されました。



当社のブースにも、2日間合計で過去最多となる387名の方に来訪いただきました。

ブースでは、当社の事業内容・直近のプロジェクト等を紹介し、
当社を知っていただく良い機会になったのではと思います。



お越しいただいた皆様、ありがとうございました。




令和元年6月13日(木)に、愛知県岡崎市の「柱町Bv作業所」において、
一般社団法人 日本建設業連合会 けんせつ小町部会の方々と当社けんせつ小町チームとの
意見交換会を開催しました。




出席者 : けんせつ小町部会・けんせつ小町広報専門部会より春日部会長をはじめ6名
      柱町Bv作業所 柘植所長・当現場、他の現場等で勤務する女性社員9名


【自己紹介・作業所の紹介】
まず始めに、参加者の自己紹介および当作業所の紹介を行いました。
春日部会長からは 「土木部門で4件、建築部門で2件 けんせつ小町工事チームが登録されており、
全社を挙げて女性活躍に積極的に取り組んでいる印象がある」とのお言葉をいただきました。


         作業所の紹介


        春日部会長(左)



【現場見学】
続いて参加者全員で工事現場、またトイレや休憩所等、女性が使用する設備についても
見学しました。








【活動紹介】
現場見学後には、当社と日本建設業連合会それぞれのけんせつ小町活動の紹介を行い、
当社は女性用作業服の製作や現場での取り組み、また若年層サポート制度についても
併せて紹介しました。
続いて、春日部会長より 「建設会社で働く女性が増えることは、働き方の多様化や
職場環境・長時間労働の改善等に寄与が期待される。だからこそ男女ともに、
より活き活きと働ける業界にしていくために、けんせつ小町は活動しています」
との説明をいただきました。






【意見交換会】
最後に、意見交換・ディスカッションを行いました。
話し合いの場では、現場における女性用更衣室やトイレの問題、また他社における女性技術者の
育児短時間勤務時のモチベーションを維持した働き方や将来のキャリアプラン等さまざまな事例を
紹介いただきました。






短い時間ではありましたが、さまざまな発見や参考になる他社の事例も多く
紹介いただいたなかで、女性の働きやすい現場環境を整備するポイントを学び、
出席した女性社員の意識向上にもつながる貴重な機会となりました。




こちらは、名古屋支店 教育館移転改築工事作業所です。

昨年12月、今年2月に続き3回目の紹介となる今回は、
当現場にて活躍する「けんせつ小町」についてご紹介します。



「けんせつ小町」とは、建設業で働くすべての女性の愛称です。
この制度は、当社が会員となっている一般社団法人 日本建設業連合会にて
多数の女性が施工に従事又は、女性が中心となって施工を担う工事チームを登録、
活躍状況をホームページで紹介し、建設業のイメージアップを推進する取り組みです。

当社においても、女性現場勤務者が活躍できる環境の整備に取り組んでおり
現在、建築工事の2現場、土木工事の4現場を登録、
当現場も、「IZUMI小町(No.220)」として登録されています。





次に、当現場の活動内容について紹介していきます。


実際に当現場で勤務する女性の声を中心に、
さらなる現場環境の改善を図るため定期的にけんせつ小町WGを開催しています。





女性用の休憩室やトイレ等、働きやすい環境の整備に取り組んでいます。







現場には、けんせつ小町の取り組みをPRする垂れ幕や看板を設置しています。







昨年12月には、当現場で勤務する女性がPRのためCBCラジオにも出演しました。





また、他の女性社員を招いて現場見学会を実施し、さらなる環境の改善に努めています。






この4月からは、新入社員の女性も新たに配属され、日々業務に取り組んでいます。








工期も残り僅かではありますが、発注者の期待に応えるのはもちろん、
利用者が快適に過ごせる施設を精一杯創りあげられるよう努めていきたいと思います。

現場リポート:
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