福島県南相馬市で植樹のボランティアがあると知り、社内で参加者を募りました。本店から5名、東京支店から5名の計10名でボランティアに参加することにしました。
植樹祭前日、東京からレンタカーを借り南相馬市へ向かいました。これまでテレビで震災の様子、復興の様子を観てきましたが、私は実際に足を運ぶのは初めてです。
 平成27年3月1日に全線開通した常磐自動車道を通り福島へ。途中、通行可能な一般道を通り原発事故による帰宅困難区域も通過しましたが、除染作業を行なう作業員以外おらず、あの日から時が止まっているような殺伐とした風景が続いていました。また大津波が襲った地域は、消波ブロックや防波堤もなくした海岸まで続く、広大なサンドベージュの土地が広がっており、風向明媚な海岸線の風景との違和感、虚無感が溢れます。春を迎え、新しい年度を迎えるこの時期においても、周りに緑の色はありませんでした。











 4年経った今でも大きな爪痕を残す、被災地を見て自然の恐ろしさを感じ声になりませんでした。人の気配を感じない町は、私たちが普段目にしている町の光景と違いとても不思議で悲しいものでした。復興が進んでいる町もありますが、まだまだ多くの場所では復興が進んでいないのが現実なんだと思いました。

次回は、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭当日の様子を紹介いたします。

 平成27年4月1日(水) 新入社員30名を迎え入れ「平成27年度入社式」が行われました。
名工建設社員としての第一歩を踏み出した皆さんは、期待や不安、緊張などさまざまな感情があるなか、野田社長より新入社員ひとり一人へ辞令の交付がありました。
入社式後、熱田神宮にて新入社員の晴れの門出を祈願し、参拝致しました。





若さを力に素直に真っ直ぐに成長してほしいと思います。

 平成27年3月24日現在、新ビルの工事は順調に進んでおります。
高層棟最上部の塔屋部分も形が明らかになってきました。
また、外装のカーテンウォールも残りわずかで完了です。



現場リポート:

 平成27年3月12日(木)当社が名古屋市南区で施工している、山崎川改修工事において現場見学会を開催致しました。
見学会へは近隣自治会の方など46名の方々にご参加いただきました。





本工事は堤防道路の下に頑丈な鉄板を打ち込んで地震発生時の液状化を防止する工事であり、工事現場が56年前の伊勢湾台風で破堤した位置である事から、参加者の皆様も工事に大変興味を持っていただき、多くの質問、ご意見をいただきました。
今後も近隣地域の方々に工事にご理解していただける様努めていきたいと思います。

現場リポート:

 中部地方整備局と愛知県建設業協会が若い方へ建設業の魅力を伝えるメッセージとして、建設産業のPR映像を製作しています。
今回、協会へ所属している企業の最先端の現場風景を撮影するという事で、3月4日に当社が建設中のJPタワー名古屋の21階で収録を行いました。
収録には名古屋を中心に活動する9人組のアイドルグループ「dela(デラ)」から沢井里奈さん・綾瀬麗奈さんのお二人が見えました。





お二人にとって普段見ることのできない建設中の現場に入ることができ貴重な経験になったと思います。
撮影の中では、建設現場にはそれぞれの役割を果たす人達がいて、力をあわせて1つのビルを作っていく姿を自分達のアイドル活動と同じだと感動されていました。

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