こんにちは。ブログ担当の松枝です。

 平成23年9月2日(金)、当社に於いて行われた地震防災訓練のご報告です。

 訓練内容は、静岡県内でマグニチュード7.0の地震発生という設定。

 事業継続計画(BCP)に基づき本店及び各支店が対策本部を立ち上げ、社員の安否確認と各種通信機器を使用しての訓練を実施しました。

 また、今回の訓練の重要な課題として、被災現場と本店との連絡体制の確保と当社が軌道工事用として25台保有している軌陸バックホウを、災害時に実際に活用できるかを確認することでした。

 当社の機材センター内にある軌道工事の実習線において、倒木や土砂が道路をふさいでいる状況を想定し、バックホウを使用してがれきの除去作業を行いました。

※バックホウ…道路と線路を移動できるショベルカー。

  〈今回の訓練を通して〉

 災害が発生した場合の私の仕事は、各種通信機器を使用し各支店・被災現場と連絡が取れる体制を作ることであり、今回改めて機器の設置手順、操作方法を再確認することができました。

岩手県大槌町へのボランティア参加報告の続きです。

3日目

8時45分 ホテル発

9時15分 大槌町災害ボランティアセンターに到着

災害救援活動に対する感謝の幕

かつてメインストリートであった県道

JR山田線大槌駅から約200mの地点

土台しか残っていない状況ですが、数か所で警察官がシャベルによる手掘りによる捜索を継続していました。

10時30分 ボランティア活動を行う沢山サテライトセンター到着

昨日と同じく引続き「大槌町菜の花プロジェクト」と若手10名による仮設住宅への家具搬入を実施することになりました。

給水サービス

15時00分 作業終了 沢山サテライトを出発



4日目(最終日)

8時5分 ホテル発

20時00分 岐阜駅着

今回のボランティア活動参加の感想です。

震災直後、ボランティアに求められたことは瓦礫の撤去や食糧支援といった被災者が生活していく上で必要な援助でした。今回の参加者も被災者が困っていることをお手伝いしたいという気持ちの方が多かったのですが、活動内容は鮭の遡上することで有名な大槌川の堤防に菜の花を咲かせて被災者を応援する作業でした。

これには三つの要因があると思います。

1.過酷な経験をした被災者の心の問題がクローズアップされつつあることと

2.もう一つはボランティアを受け入れる側の人員が少なく被災者のニーズの把握とボランティアへの采配がしきれないこと

3.ボランティアのレベルでできる瓦礫の撤去などの活動は少なくなり、事業としての復興が必要な段階に移りつつあるということです。

今回の作業は雑草だらけの堤防の草引きがメインでしたが、参加者全員が泥と汗にまみれて頑張り、4日間を一緒に過ごした仲間、岐阜市社会福祉協議会の方、東北弁で作業を指導してくれたプロジェクトリーダーの金山さん、お世話になった現地のセンター職員の皆さん、そしてアイスキャンディーをいただいた近所の方など大勢の人から逆にパワーをいただきました。

お世話になった皆様へ心からお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 当社職員 本店総務部の鈴木さんが岩手県大槌町へ災害ボランティアとして参加しました。被災地の状況と活動内容、参加した感想を報告します。 


活動報告
「どうして遠い東北の災害ボランティアに参加するの?」
「親戚か友人でもいるの?」

災害ボランティアへの参加の話をすると多くの人からこのような疑問が返ってきました。 

 東日本大震災は歴史上に記録された過去の災害と違い、押し寄せる津波の様子はテレビで報道され、インターネットでは個人が撮影した動画がアップされるなど、日常の生活空間があっと言う間に破壊されていく様が生々しく伝えられました。これを観て非常に多くの人々が被災地に対し「何かしなくては」「助けてあげたい」と思ったのではないでしょうか?私も同様に感じておりました。
そのような中、4月上旬に岐阜県社会福祉協議会が災害ボランティアを募集することを新聞で知りました。参加募集の電話窓口は受付開始時間から話中が続き、昼過ぎになりやっとの思いでつながった時点ではすでに定員に達していました。担当者にボランティアに参加したい旨を伝えると、今後も企画されるはずなので社会福祉協議会でボランティア登録しておいてくださいということでした。すぐに登録して待っておりましたところ、6月末になり岐阜市社会協議会が大槌町への災害ボランティア派遣を決定し、今回の参加となりました。

 今回の災害ボランティア派遣は7月26日~7月30日までの4日間の行程で、参加者26名と岐阜市社会福祉協議会から5名の総勢31名となりました。

参加者は、男性22名と女性4名で、男性は半数ぐらいが元気なリタイア組で、20代~30代が5名、残りが私も含めた40~50代といったところです。全員が被災者のために何かしてあげたいという意気込みを持っての参加です。

ボランティア活動の内容は、当日現地にて受付する時の指示によりますので事前に確定していません。ある程度の作業に対応できる装備を各自が自前で用意する必要がありまし たが、シャベルや猫車・鎌などの道具については現地に用意してありました。

活動状況

1日目 
7時20分  岐阜駅を出発 
                       東海北陸自動車道-北陸自動車道-磐越自動車道-東北自動車道を経由

19時40分 岩手県北上市のホテルに到着 


2日目
 7時10分  ホテルを出発
                  東北自動車道-釜石自動車道-釜石街道-仙人峠道路-釜石市を経由道中、地震による被害痕は目立つことなくのどかな風景が続きます。 

しかし釜石市に入り海岸に近付いたところで風景が一変し、津波の破壊力を痛感させられました。 

工場敷地に積まれた瓦礫


お盆が近いのに墓石が倒壊したままで手つかずの墓地も複数あり、ご先祖の供養まで手が回らない被災者の厳しい状況を現していました。  
10時30分 ボランティア活動を行う沢山サテライトセンター到着
              我々に与えられた仕事は、「大槌町菜の花プロジェクト」。
               作業風景

 内容は、鮭が遡上する大槌川の河川敷に菜の花の種を播くための準備として堤防の草引きと河川敷の整地です。


作業風景2
15時10分 沢山サテライトを出発 
 15時30分 釜石市の陸中海岸グランドホテル別館着

3日目~最終日はその2で報告いたします。

 こんにちは!ブログ担当の松枝です。
今回は、「名証IRエキスポ2011」の出展報告をいたします。

 7月15日(金)、16日(土)、吹上ホール(名古屋市千種区)にて「名証IRエキスポ2011」が開催されました。名証IRエキスポとは、毎年7月に名古屋に本社を置く上場企業が集まり、自社のPRを行うイベントです。来場者は、2日間で6,700名。当社ブースには、約200名のお客様に訪問していただきました。

 私は、今回が初参加になりますが、普段、企業情報を人に説明する機会がないので、最初は緊張もあり、なにを説明して良いかわかりませんでした。
なんとかしようと思い、横で説明している上司のマネをしていたら、回数を追うごとに慣れてきて、自然な笑顔で接することができるようになりました。
 私のつたない説明でよくご理解頂けなかったかもわかりませんが、私自身は本当に良い体験になりました。

※IRとは…インベスターリレーション 投資家向け広報活動。個人株主、機関投資家向けの詳しい情報を公開し、企業と株主間の理解を深めるのが目的。

はじめまして!北陸新幹線、津幡軌道敷設工事現場です。現状の工事状況をレポートします。

北陸新幹線は、1997年10月に高崎・長野間が開業し、現在長野・金沢間で工事が進められ「平成26年度末の完成を目指す」とされています。当現場は富山県と石川県の県境~東金沢駅周辺までの延長約18km間にスラブ軌道を敷設する工事です。昨年10月から着工しH25年10月完成予定です。

 

 

現在は、スラブ運搬するための仮軌道を1日800mづつ延伸しています。

今後も定期的に現場リポートをしていきますのでよろしくおねがいします!!

現場リポート:
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