皆さま、新年あけましておめでとうございます。


年末年始休みが明けた4日(月) に当社の仕事始めを迎え
枇杷島社屋にて式典を開催しました。


式典は例年より規模を縮小して行い、渡邉社長からの年頭挨拶の後
社屋敷地内にあるお社にて今年1年の安全と社業発展を祈願いたしました。








依然として新型コロナウイルスの感染拡大が続いており
例年のような晴れやかな気持ちでの仕事始めというわけにはいきませんが
気を引き締めて社業に邁進していきます。


今年もどうぞよろしくお願いいたします。

令和2年12月12日(土)「第96回新川クリーンアップ運動」が開催され
本店および名古屋支店所属の社員17名が参加しました。


この運動は、平成17年より開催されている北名古屋市、清須市、豊山町の
建設会社によるボランティア活動であり、毎年2か月に1回、参加企業が
それぞれ割り振られている新川沿い周辺地域の清掃を行っています。


当日は、手指消毒や検温、マスクの着用等、新型コロナウイルス感染症への
対策を施したうえで開催され、当社は北名古屋市および清須市において、
清掃活動を行いました。


清掃後には、愛知県知事 大村秀章様をはじめ、清掃地域の市長、町長より
労いの言葉をいただき閉会となりました。


今後も引き続き同運動のような活動へ参加し、地域美化に貢献してまいります。



令和2年11月27日(金)当社会議室において、AED(自動体外式除細動器)
の取扱いや救命活動についての講習会を開催しました。


この講習会は、業務内外問わず周囲に重篤な傷病者が発生した際に、
迅速な救命活動およびAEDを用いた救命処置を行うことができるよう、
平成30年より毎年開催しており、今年で3回目となります。


当日は、約30名の社員が参加し、初めに講師の方より心停止状態の説明のほか、
AEDの基本情報や早期利用の重要性等についての解説があり、
その後、人形を用いて一連の救命処置を行いつつ、胸骨圧迫やAEDの使用方法等
について解説がありました。











今後も引き続き講習会等を開催し、万一の際に率先して行動ができるよう
社員教育に努めてまいります。

こちらは、北陸支店 軌道課 福井軌道作業所です。
当作業所では、現在開業中の北陸新幹線 金沢以西となる金沢~敦賀間の
新幹線線路延伸工事のうち、福井工区とあわら工区の軌道新設を行っています。

本年2月、7月に続き、2工区の進捗状況についてご紹介します。


【福井工区 進捗状況】
福井県福井市および坂井市にて約14 kmの軌道新設を行う福井工区においては、
4月より本格的な軌道敷設がスタートしており、現在は分岐器敷設区間で
「合成マクラギ直結軌道」を施工しています。




福井軌道基地より福井駅方面




合成マクラギ直結軌道 施工中



【合成マクラギ直結軌道とは】
「マクラギ」とは、レールを固定して間隔を一定に保つとともに
車両の荷重を道床へ分散させるためにレールの下に敷かれる部材です。
古くは「枕木」と表記され、その名のとおり木製でしたが、
より抵抗力・耐久力に優れたコンクリート製のマクラギが生まれ、
現在は、コンクリート製のものが主に使用、木製からの取替が行われています。


今回使用する合成マクラギとは、ガラス繊維とウレタン樹脂との複合材料で製造され
コンクリート製のものと同程度の強度でありながら、軽量性に優れており
分岐位置に合わせて必要となる高さや長さ等の加工・調整が木材と同様に
容易にできるという特徴を持っています。


当工事の主な軌道構造は、前回ご説明したとおり、コンクリートの路盤上にコンクリート製の
スラブ板を設置し、その上にレールを敷設するスラブ軌道(マクラギが無い)ですが、
分岐器敷設区間等については、レールの温度伸縮を吸収し、線路破壊等に直結する大きな
軌道変位を生じさせないために、合成マクラギが使用されています。
その際、路盤鉄筋コンクリートに直接ボルトで軌道を締結する構造となるため
「合成マクラギ直結軌道」と呼ばれています。




敷設位置測量確認作業




マクラギ下合成樹脂注入作業



【あわら工区 進捗状況】
福井県芦原市および坂井市にて約15 kmの軌道新設を行うあわら工区においては、
6月に軌道基地が完成し、基地から福井方に向かう柿原トンネル内において
仮軌道・スラブ敷設のほかスラブの下に弾性をもたらすためのCAM
(セメントアスファルトモルタル)注入作業を行いました。


また10月より基地部金沢方においても、仮軌道・スラブ敷設、工事用渡り線設置を
開始しており、今後は構造物の進捗に合わせ軌道工事を延伸していきます。




工事用分岐器組立作業




ロングレール運搬作業




スラブ敷設・調整作業




スラブ下へのCAM注入作業



日に日に寒さが増す季節となりますが、
今後も安全第一で施工していきます。

現場リポート:

令和2年9月25日(金) 国土交通省 中部地方整備局が定める
「建設会社における災害時の事業継続力認定制度」において、
当社の事業継続計画および災害時の対応体制等が評価要領に適合していると
認められ、同局より認定証をいただきました。


事業継続計画とは、BCP(Business Continuity Planning)とも呼ばれ、
災害等不測の事態が発生した場合でも、事業活動の継続または早期復旧を
可能とするため平常時から定めておく計画のことです。


当社は、主に鉄道等インフラの新設・改修工事を行う建設会社であることから
災害時のインフラ復旧や顧客および地域の支援へ積極的に応えることが
社会的責任であると考え、平成22年より独自に策定しており、同計画に基づき
防災訓練のほか各種取り組みを実施しています。


当認定制度は、南海トラフ巨大地震の発生が懸念される同局管内において、
行政と建設会社が共同し、大規模災害時における業務継続の体制づくりに
取り組むことで、災害対応業務の円滑な実施と緊急事態への対応力向上および
地域全体の防災力向上を目的として新たに創設されたもので、今回が初認定となります。
(当社のほかにも、同局管内の計134社が認定)


 今後も、災害時対応力の維持・向上を目的に、日頃より各種取り組みの
ブラッシュアップに努めていきます。



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