現場リポート: 名古屋第二環状自動車道 飛島ジャンクションCランプ橋他4橋(下部工)工事のご紹介

 平成28年2月上旬、年が明けて初めの更新です。
ますます寒さが厳しくなり、1月には飛島でも雪が積もりました。



施工ヤードが更に広がり、伊勢湾岸自動車道の高架下のヤードに着手しております。
ピンク色の四角が現在施工中のヤードです。
色のついた小さい四角が施工する橋脚です。
北側のヤードから施工状況を紹介していきたいと思います。




一番北側の2橋脚は柱2ロット目(柱の半分くらいの高さ)までコンクリートの打設が完了しました。



仮桟橋では、支持杭の打設が完了し、躯体構築のため、一部解体中です。
写真②は、解体施工中の様子です。仮桟橋の支持杭を100tクローラクレーンで引抜いています。



対岸でも基礎杭が施工完了し、掘削の準備を進めています。
写真③は鋼矢板の打設状況です。



更に南下し側道を挟んで向かい側の大きなヤードでは、3橋脚の躯体を構築中です。
足場、鉄筋、型枠を組み、コンクリートを打設していきます。



そして、一番南側の伊勢湾岸自動車道の高架下のヤードでも基礎杭の施工が開始しました。
営業中の高速道路に近接した作業になるので、クレーンの旋回等、緊張した作業が連続します。



年末には高校生、大学生の現場見学会を実施しました。
多くの学生の方が参加され、作業所長の説明を真剣に聴いていました。





寒い日が続きますが、毎日元気に、引き続き安全第一で進めてまいります!!

現場リポート:

 平成27年11月上旬、工事は順調に進んでおります。
基礎杭の工事が7橋脚完了し、躯体構築が本格的に動き出しました。

今月は、10月末に初めてのコンクリート打設を行った様子をご紹介したいと思います。
橋脚は基礎杭の上にフーチングという土台で支えています。
今回は一番北側の橋脚のフーチング部分のコンクリート打設でした。


(ドローンによる上空からの撮影)

なんと約685m3(高さ3.5m、幅8.4m、長さ23.4m)を一日かけて打設しました。
朝礼は朝4時45分から。まわりはまだ真っ暗な中、社員、作業員合わせて約40名が集合しました。



コンクリートを積んだ生コン車25台が現場と生コンのプラントを一日中行き来しました。



生コン車で運ばれてきたコンクリートをポンプ車で打設箇所に圧送します。



圧送されたコンクリートをバイブレータという機械で型枠の隅々にまで充填させ、締固めます。
一日の打設量が多いので、ポンプ車2台を使用しました。



18時過ぎ、コンクリートが固まってしまうので、作業はノンストップで続きます。



打設完了後も仕上げ、養生、片付けで作業終了は夜中0時を回りました。



この日、桟橋では、引き続き鋼管ソイルセメント杭の打設を行いました。



徐々に寒さが厳しくなりますが、今後も安全第一で工事を進めます。

現場リポート:

 平成27年9月上旬、順調に工事は進んでおります。
現在の主な工事は、躯体構築工事や仮設構台工事を行っています。

この写真は、作業所全体の航空写真です。
今回も、施工箇所毎にご案内します。




(P237・P238橋脚付近)
橋脚を構築するにあたり、掘削が完了して、均しコンクリートを打設しました。
今後は鉄筋・型枠を組立てていきます。



(P240・PC2橋脚付近)
サイレントパイラーを使用し、立坑の鋼矢板の打設が完了したので、仮設構台用の支持杭を打設後、桁材を組立てて、覆工板をかけて仮設構台を延長させていきます。
*サイレントパイラーとは、油圧式杭圧入引抜機の事で、圧入機自体が自走して施工することができます。



(PB1橋脚付近)
鋼管ソイルセメント杭の試験杭を打設し、載荷試験を行います。



これから鋼管ソイルセメント杭の施工に入ります。
まだまだ残暑が続くと予想されますので、熱中症に気を付けて安全第一で工事を進めていきます。

事務所の花壇に植えた花が満開に咲いています。

現場リポート:

 平成27年8月上旬、順調に工事は進んでおります。
現在の主な工事は、掘削工事や仮設構台工事を行っています。

この写真は、作業所全体の航空写真です。
今回は、施工箇所毎にご案内します。




(P237・P238橋脚付近)
橋脚を構築するにあたり、仮設の土留め材を設置後、クラムシェルという建設機械を使用して所定の深さまで掘削していきます。



(P240・PC2橋脚付近)
仮設構台工事は、川の中に橋脚を構築するため、支持杭を打設し、桁材を組立後、覆工板をかけていきます。
100tクローラークレーン(移動式クレーン)を使用し、バイブロハンマ(電動式杭打機)で支持杭を打設します。



(PB1橋脚付近)
こちらは、既設の護岸対策も一段落し、鋼管ソイルセメント杭の打設に向けて準備中です。



来月からは躯体構築や鋼管ソイルセメント杭の施工に入ります。
今後も猛暑が続くと予想されますので、水分や塩分、休憩を十分にとりながら熱中症対策に努め、安全第一で工事を進めていきます。

現場リポート:

平成27年7月上旬、順調に工事は進んでおります。
2月に開始した鋼管杭打設も一段落し、現在の主な工事は護岸対策を行っています。
橋脚を構築するにあたり地山を掘削するため、川に割石を詰めた袋を積んでいき、
既設の護岸崩壊を防止します。

1袋に約2t分の割石を入れて、1800袋積む予定です。


これから仮桟台工や土留め掘削工事が始まります。
引き続き安全第一で工事を進めていきます。

現場リポート:
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